紅屋商事株式会社様
【業種】小売業
【業態】ショッピングセンター、スーパーマーケット、スーパードラッグストア
【導入サービス】レジアウトソーシング(レジ業務委託)
紅屋商事株式会社様の経営方針
つねに私達は、お客様に、感動を与える商品を提供します
つねに私達は、お客様に、感動を与える店を作ります
つねに私達は、お客様に、感謝される人になります
つねに私達は、お客様に信頼され、さらに称賛される会社へと成長します
紅屋商事株式会社
店舗運営部 マネージャー
赤坂 隆之 様
紅屋商事株式会社
店舗運営部 マネージャー
木村 浩亮 様
■インタビュー
各店舗の状況によって、さまざまな要望に応えてくれる
Q. サービス導入前の課題やお問い合わせいただいたきっかけを教えてください。
赤坂様)
まず御社に全台委託をお願いするきっかけとなった西青森店は、 そのエリアを事前調査した際に求人応募が少ないということを把握しておりました。従って安定的な人員確保として、外部に依頼しようという話になりました。 五所川原店も同じく近年の求人応募が少ないこともあり、最初からお願いすることになりました。
また、長苗代店に関しては弊社の本社から遠い場所にありましたので、教育が行き届かない不安があり、そこも委託しようという話になりました。
木村様)
採用難が弊社の課題でした。また、接客サービスも弱い部分であると言えました。青森県は人口減少していく地域なので、今後の採用が非常に困難になると予測しています。そういった先を見通した上で、御社にご協力いただきながら店舗運営したい、というのが導入のきっかけだと思います。
Q. 弊社サービスをどのようにして知りましたか?
赤坂様)
弊社ではレジ業務の求人を出しても集まりが悪く、離職率も高いという課題がありました。そこで、安定した運営ができる企業にお願いしようとインターネットで探していました。その中で、チェッカーを専門的にやっている企業として、御社がヒットしたというのがきっかけです。
御社以外に依頼できる企業を探してみましたが、広報部門とか他の業務に対応する企業は何社かあったものの、レジ専門としてやっている企業はそんなに見当たりませんでした。
木村様)
私が御社というレジ業務委託のパートナーと協力して運営しているというのはカブセンター長苗代店がオープンしたときに社内で聞いて初めて知りました。オープン後は長苗代店で御社と共に現場で働いていました。
Q. 導入の決め手は何でしょうか?
赤坂様)
決め手はやはり専門的にレジ業務をやっている企業、というところです。
今までもレジ以外の業務を人材派遣会社に依頼していましたが、特にレジを専門的にやっている企業は御社ぐらいでした。 弊社も導入までに時間もなく、探している時間もなかったので、御社のサービスをまずチャレンジとして導入してみようか、ということで始めました。
木村様)
接客レベルが高くて、お客様から非常にお褒めの言葉をいただくところです。また、レジ業務の人員はかなり必要になるのですが、弊社だけで確保するのは非常に困難です。その点でも助けられているので、継続して契約させていただいています。
Q. ご発注後、サービス運用開始までの過程・対応はいかがだったでしょうか?
赤坂様)
初期導入した時、私は今の立場ではなく現場を担当していたので、運用開始の過程までは伺い知ることはできません。しかしここ最近の発注や運用に関してお話させていただきますと、概ね良好でストレスもなく、特別な問題もなく運用できております。
木村様)
私は五所川原店が新規オープンのとき、御社と一緒に立ち上げを行いました。最初に感心したのが教育でした。新規オープンとなると教育が最初の課題になると思います。それが非常にスムーズで、オープン時には接客サービスを一定のレベルに揃えていただけました。御社は新人の採用でもある程度のレベルに達していないと実際の稼働に入れないので、そういった面で非常に教育レベルが高いなと思って見ていました。
弊社はレジ操作などの教育には強い面がありますが、御社は接客に非常に力入れているので、その点は今後見習わないといけないと思っております。
Q. 弊社サービスを導入後、どのような変化、または解決や改善した点がありましたか?
赤坂様)
導入する前、弊社のレジ業務においてはスピードと正確性を重視しておりました。もちろんそれはお客様からのニーズでもあるためです。しかし御社のサービスを導入した後、御社のレジ業務を見て、接客の所作なども大事だなということを感じました。 また、基本的にお客様に気持ちよく買い回りをしていただく、という意識を見直すきっかけにもなりました。そういった部分で御社は非常に勉強になり、改善の参考になった点がありました。
木村様)
御社から毎月提出される月報の活用です。レジで実際にいただいたお客様の声や現場で困っていることをこちらに共有していただいています。その月報は、御社の担当者とミーティングを月一回ほど行う際に、店舗のレベルを上げるためにも使用しています。実現できることと実現できないことがありますが、そういった声は非常に貴重なので、月報に記載された内容を見て改善できることは改善しておりました。各店長も月報はよく見ていると思います。
Q. 弊社サービスの中で、気に入っている点はありますか?それはなぜですか?
赤坂様)
各店舗の状況によって、さまざまな要望に応えてくれるという柔軟さです。
他の業者には、「最初の契約はこれだから、それ以上の対応はできません」とか言われてしまうことがあります。こちらから「契約書や覚書を修正して対応できませんか」とお願いしても、「対応できません」という回答がよくありました。サービスや仕様変更となると、新たな教育や指導には新たなコストや時間がかかるということで、なかなかうんと言ってくれる企業は少なかったです。
そういった他社では対応してくれない要望も、御社は各店舗に合わせてフットワークの軽い契約変更に対応していただいております。そこは非常にありがたいと感じております。
木村様)
稼働に穴を開けないで人員を確保していただけるという点が非常に素晴らしいです。そこがやはり一番大きいです。コロナウイルスが台頭していたときはどうしても仕方がないところがありましたが、現状だと安定していて、お願いしたオーダーは守っていただけている状況なので、非常に助かっています。
Q. 弊社サービスはどのような企業におすすめでしょうか?または検討している企業にアドバイスをお願いします。
赤坂様)
やはりあの正確性を重んじる業態にはうってつけだと思います。
弊社との比較になりますが、弊社の従業員は業務量が多いこともあって、さまざまな業務を早くやらなければならないと自分を追い込み、どうしても慌ててしまいがちです。
その点、御社は落ち着いてマニュアル通りの作業を正確に行えるというところが非常に魅力的だと思います。私はその落ち着いた正確性の重要さを弊社の従業員に伝えているのですが、お客様を目の前にしてしまうと、まだまだどうしても急いでしまうところがあります。御社のスタッフを見るとしっかり落ち着いて対応できているので、そこが非常に良く、おすすめできるところであると思っております。
木村様)
御社はやはり接客が素晴らしいので、小売や販売などの業態で、接客に力を入れている企業には非常におすすめだと思います。
Q. 今後のビジネスで取り組んでいきたいことや目標をお聞かせください。
赤坂様)
これからもどんどん出店などがありますので、それに向け今の時代にあったサービスを模索しています。従業員やお買い物に来るお客様は様変わりしていくと思いますので、しっかりアジャストできる人材の教育やサービスの提供をしていきたいです。
木村様)
御社を見ていると、レジ業務に向いている人材が入社している確率が非常に高いと思うので、そういったノウハウとかも教えてもらえるとありがたいですね。
会社としては店舗数を増やしていくという目標があるので、出店スピード上げていくとなると弊社だけで人員を集めるというのはやはり困難です。従って御社と人員確保の協力体制が必要になると思いますので、引き続き協力していただきたいです。
Q. 貴社の業界に迫りつつある最大の課題は何ですか?
赤坂様)
これは常々ありますが、競合店対策です。競合店対策は日常的にやっていますが、最近、関東から話題性のある大きいスーパーが東北に猛進出してきたこともあり、業界というより地区として流れが変わりつつあります。これをどのように対応するかが今最大の課題となっております。
木村様)
課題として、先ほども申し上げましたが青森は人口が少なくなっているので、人材の確保がまず一点。
そして直近で言うと、関東の企業が入ってきたことによってスーパー業界の平均時給が上がってきているので、それに対する対策が二点目ですね。
Q. 課題をふまえたうえで、弊社サービスに対してご意見・ご要望や今後期待することがございましたら教えてください。
赤坂様)
今は人材不足で、採用が弊社・御社共に困難な時期です。お互いに気づいている部分だと思いますが、採用難の要因は、やはり時給だけではないかなと考えています。弊社も時給を上げるなど対策を講じましたが、一時期応募が増えた後は継続できませんでした。
いろいろとリサーチした結果、自分の生活スタイルを崩すことなく仕事をしたいという若い人が多くなっている傾向にあるようです。例えば髪の色やアクセサリーなど、今までNGとされていた身だしなみのルールも緩和して、こちらも基準や働き方を適合させていかないとダメなのでは、と考えています。ただ時給を上げるだけでは、人の採用はできないということを契約している各企業にもご理解いただき、今後の新たな課題、話し合いの材料として検討していきたいです。
したがって、今後時給を抑えたまま就労規則を緩和したモデル店舗を作り、運営させていくことも視野に入れていますが、実際に取り組むかどうかはまだ検討中です。 まずは求職者の生活スタイルに合わせた働きやすい環境づくりを目指して、採用難の時代を乗り越えていきたいです。
木村様)
御社は、さまざまな求人媒体を駆使して人を集めるスピードが非常に速いのは昔から知っているので、引き続き期待しています。
また、弊社と課題を共有していくとすれば、スキャンスピードです。スーパーマーケットではその点の追求が必須になると思います。お客様にご満足いただくために、スキャンスピードと接客をバランスよくサービス提供していけるように、パートナーシップを組んでいきたいと思いますので、よろしくお願いします。